想像以上に厳しい老後

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今年は、コロナ問題で様々な企業がダメージを受けています。

とくに、飲食業や観光に携わっている業種などは致命的ですね。

ちなみに、私の息子は地元長野で有名なラーメン屋で店長として働いていますが、コロナ渦でのお客様の減少は顕著で、最近ラーメン以外の献立でのテイクアウトも始めました。

これから先、まだまだコロナの収束は期待できないので、会社の倒産に伴う失業は増える一方ですし、就職難も深刻な問題です。

とくに、高齢になってからの就職は、すでに非常に困難な状況です。

定年退職は65歳、年金支給は70歳から。

このような現実はすぐそこに迫って来ています。

65歳で定年退職してから70歳まで、どうやって暮せばいいのでしょう?

60歳で仕事を探しても無いのに、65歳でどんな仕事があるというのでしょうか。


私の場合、50代でも仕事を探すのはかなり厳しかったです。

しかもAIの進化による自動化によって、今後無くなってしまう仕事の分野は多々あります。

特に、「資料整理」「文字入力」「機械操作」などはAIの得意分野なので、それに関わるような仕事は今後は無くなっていくでしょう。

私が副業で働いているスーパーでは、今の所人手が足りなくて(とくにレジ)、常に仕事の募集をしているのですが、最近ではレジの自動化が進んでいて(私の勤務しているスーパーも最近セミセルフになりました)、今後、レジの仕事は減っていくと思われます。

レジ専門で生計を立てている方々を見ていると(中年以降の独身の女性が多い)、もし、レジの全自動化が本格的に行われるようになってきたらどうするのだろう・・と心配になります。

工場での単純な流れ作業なども、AIによるオートメーション化で今後無くなるでしょう。

要するに、誰でもすぐに出来るような単純作業というのは、この先、仕事として成り立たなくなるということです。

そして、年寄りの仕事の受け入れ先というのは、益々無くなって来ています。

これからの老後の生活というのは、想像以上に厳しい現状が待っています。

私は現在68歳ですが、50代で本職を失い、現在Wワークをしながら安月給で細々と生きています。

本来であれば、65歳で家のローンも終わり、長年かけていた個人年金と国民年金で悠々自適とまではいかないまでも、一人きりでノンビリと生活できる老後のはずでした。

しかし、50代で失業し、50歳過ぎてからの結婚でいきなり3人の子持ちになり、僅かながらの老後のための貯金も使い果たし・・・人生は予想外の方向に向かってしまいました。

今の所、現在勤めている会社の仕事がいきなり無くなるということは無いとは思いますが、まだまだ借金は沢山残っていますし、この先、お金のかかることは山ほどあります。

現在の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳だそうです。

長生きは出来たとしても、老後のノンビリとした生活なんて、夢のまた夢ですね。

少しでも気力があるうちに、これから先の生き方をもっと考えていく必要があります。



 (私が考えている今後の生き方)

  • 健康第一(バランスの良い食生活・適度な運動・早寝早起き)
  • お金をかけない生活(DIYできることは何でもやる・物欲は捨てる)
  • 会社以外の自営の道を考える(便利屋・転売・アフィリエイト・音楽教室)
  • 趣味を深く追求する(楽器演奏)
  • 新しいことに積極的にチャレンジして、スキルを磨く
  • 本を沢山読む

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